FC2ブログ
内反足の子どもをもつ母の育児体験記録の日記です。装具、ギブス、デニスブラウンなどの写真、手術、矯正、訓練、治療など実際に経験した情報をお届けします。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
先天性内反足という生まれつきのハンデを抱えたこうちゃんは
平成15年9月下旬に産まれました。
予定日は10月下旬で1ヶ月近く早い誕生でした。
自分自身が子どもを産むという自覚もないまま
前期破水してしまい、看護婦さんに「産んでいいんですか?」
と聞いたことを覚えています。

陣痛が起きて10時間49分後こうちゃんは弱い泣き声で
誕生しました。
私は「え?生きてる?」とドキドキ。
先生に「元気ですよ、大丈夫」と言われましたが、
姿をみるまで落ち着きませんでした。
その後、カンガルー抱っこをさせてもらい一緒に過ごしてほっと一安心。

でもすぐに保育器へ・・・。
私はそのまま病室へ行ったのですが、オットは先生に呼ばれ別室へ。
何となく母の予感でしょうか、心がざわざわしていました。
私が落ち着いた頃、オットから「足に障害があるらしい、でもすぐに治るから」
と告げられました。

その時「すぐ治るなら大丈夫だ」と自分に言い聞かせ落ち着かせました。
産まれた時良く見ていなかった足を見た時、愕然としてしまいました。
足がどうなっているんだろう、骨が曲がってる、すぐ目をそらしてしまいました。
保育器に入った我が子に「ごめんね」としか言えませんでした。
スポンサーサイト
生後8ヶ月、いよいよ手術へ具体的な話になってきました。
どうにか手術にならないように、他の病院へも行った
のですが、どの先生も手術が一番最適でしょうとのこと。

授かった命に傷を入れてしまうのは親として、とても
悲しいことでしたが、こうちゃんのためになること
と思い必死で自分に言い聞かせていたように思います。

手術には体調管理が大切とのこと、風邪をひかせないように
心がけるようにと指導されました。
後は、手術に耐えられるようにある程度の体重が必要でした。
未熟児で産まれたこうちゃんは、みるみるうちに大きくなり
すでに10kgほどあり、体重はもうしぶんないとのことでした。

平成16年8月11日。
比較的内反の弱い左足からの手術でした。
手術の前日から、夜2時までしかミルクもお茶も飲めない
ので(胃に食べ物があると麻酔がかかりにくいそうです)
夜2時に起こしてミルクを飲ませました。
それから朝まで寝てくれました。

手術に関する説明書のコピーを残していたのでここに紹介します。
読みにくい所は記載していません。

1.手術の目的
  左足部変形の矯正

2.手術の方法
  アキレス腱延長術(後方解離術)
  長母趾伸筋腱の延長
  長趾伸筋腱の延長
  各靭帯の延長

※右足は矯正ギブスにて、立位訓練を行いたいと考えています。

3.手術に伴い一般的な危険性と問題点
(1)麻酔
  麻酔のガスに合わない場合があります。
(2)輸血
  場合によってはありうる。
(3)感染
  低いと思われます。

4.その他の問題点
(1)神経・血管の損傷(2)骨癒合不全・偽関節など(3)再発と逆変形(4)再手術の必要性など

  縫合部が緊張した時、壊死に陥る場合があり、その処置で長くかかることがあります。
  
  再変形の可能性はあります。

となっていました。
一番きがかりなのは、輸血がありうるかもしれないということでした。
そんな大手術なのかと、心配になりました。

生後11ヶ月で全身麻酔の手術をするのは、とても辛かったのですが
何もわからない今の時期だからいいんだ・・と自分に言い聞かせていました。
麻酔は、鼻から臭い(色々な臭いがありましたが、メロン味にしました)のする
麻酔をかがせるものでした。
麻酔をかけてしばらくは、パパに抱っこされて手術室待合室へ。
ウトウトしはじめ、そのまま看護士さんに抱えられて手術室へ向いました。
その時の、胸の痛みは今でも忘れられません。

手術時間は約3時間ほどと言われていました。
予定時間を過ぎても、なかなか出てこずとても心配しました。
約5時間後、ようやく左足には大きなギブスを巻いて、たくさんのチューブに
つながれて出てきました。
弱弱しく泣いてはいましたが、顔色は良かったです。

皮膚移植輸血もせずに無事手術は成功しました。
本当に、感謝感激で肩の力がぬけました。 
  
平成16年11月1日2度目の手術へ向けて入院しました。
前回の手術の時は、夏休みということもあり病室はいっぱいでしたが
今回は病室もガランとしていました。

個室にしてもらい、以前よりは快適でした。
私が、妊娠9ヶ月でおなかも大きく大変でしたが、大部屋よりは
気持ちが楽でした。

今回の右足手術は、前回と同じ後内側解離手術です。

左足と違って、右足はかなり硬く内側に曲がっているので
手術で足を開いてみて、アキレスなどの筋をのばすのが難しいかもしれないと
説明をうけました。
その場合には、皮膚移植もあり、その影響で拒絶反応をおこせば皮膚が壊死して
しまう恐れもあると言われました。
そうならないためにも、手術前にこのような治療をしてみないかと言われました。

080122_1119~01


リングをはめ、各パーツにボルトのようなものをはめ骨を少しずつ伸ばしていく・・と
いうようなものでした。
専門家ではないので、詳しいくとはわかりませんがこの写真の絵を見ただけで
「えぇーー」という感じでした。
左足の時と同じように、前日の夜2時以降は
飲食禁止でした。
体調もよく、夜の寝つきも良かったです。

その後、6時間~7時間ほどの手術の後、無事に戻ってきました。
難しい手術といわれましたが、皮膚移植輸血もせず成功しました。
手術後は、か細い泣き声でまだ麻酔がかかっているので
ウトウトしていました。

麻酔がきれてくると、足の痛みが出てくるのか、メソメソしだし、
手を持ってさすったり、頭をさすったり、どうにかなだめました。

麻酔がきれても、ギブスで固定しているので動けず、イライラ
その日一日は、泣くか寝るかのどちらかでした。
夜も、手術後回復室でママが付き添い寝ました。

2日目には個室へ移動し、足と、チンチンにはチューブがつながっていましたが
自由に動いていました。すごい回復。
それを見た先生は、あまり動かないようにと注意されたほどです。

それから、1週間ほど入院して(本当は1ヶ月入院が必要)退院しました。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。